「みんなプロテイン飲んでるけどプロテインて飲んだ方がいいのかな?」そう思う人もいると思います。この記事ではプロテインを飲んだ方がいい人の特徴とたんぱく質をたくさん摂取することで得られる効果をわかりやすく解説します。
タンパク質とは?
タンパク質は、炭水化物・脂質と並ぶ「三大栄養素」のひとつで、人間の体の約20%を構成しています。筋肉や臓器、皮膚、髪、ホルモン、酵素など、あらゆる組織や機能の材料となるため体をつくる栄養素です。
タンパク質の主な働き
① 筋肉・臓器・皮膚の材料になる
筋肉や臓器、皮膚、髪の毛、爪などの主成分はタンパク質です。成長期の子どもや筋トレをしている人にとっては特に重要です。
② ホルモンや酵素をつくる
インスリンや成長ホルモンなどのホルモン、消化を助ける酵素もタンパク質からつくられます。体の調子を整えるうえで欠かせません。
③ 免疫力を支える
免疫を担う抗体(免疫グロブリン)もタンパク質由来。タンパク質が不足すると風邪をひきやすくなることもあります。
④ エネルギー源になる
炭水化物や脂質が不足したとき、タンパク質は1gあたり約4kcalのエネルギー源として利用されます。
プロテインは飲むべき?
プロテインは必ずしも飲むべきものではありません。
なぜならプロテインはあくまで栄養補助食品なので普段の食事から十分にタンパク質を摂取できていればとる必要はありません。では必要なタンパク質とはどのくらいでしょうか?
ここからは健康を維持したい人、筋トレなどの運動をしている人、ダイエット中の人、別に必要なタンパク質量を紹介します。
必要なタンパク質
必要なタンパク質は人によって大きく分かれます。
健康を維持するのに必要なタンパク質量は体重×1g以上だといわれています。
例えば体重が60㎏の人だったらおおよそ60gのタンパク質が必要になります。ですが運動をしていたり体を動かすならもう少しとったほうがいいです。
筋トレなどの無酸素運動や筋力トレーニングをしている人は体重×1.5~2g以上摂取すべきだと思います。特に筋トレをしている人は特に筋肉を成長させるためにタンパク質は重要です。
例えば体重60㎏の人の場合およそ90gから120g以上とる必要があります。
ダイエット中の方もタンパク質は非常に重要です。ダイエット中にタンパク質を十分にとらないと筋肉も減ってしまいます。
なので筋肉を残し脂肪のみ落としたい方は体重×2g以上を摂取することをおすすめします。
プロテインを飲むべき人の特徴
- 食事からのタンパク質では不足してしまう方
- 筋トレなどをした後に素早くタンパク質を摂取したいかた
- 忙しいときなどにすばやく摂取したい人
- お菓子などの代わりに飲む人
先述しましたがプロテインはあくまで栄養補助食品です。
なので基本的にタンパク質は食事から摂取することをおすすめします。